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自衛隊中央病院[じえいたいちゅうおうびょういん]
自衛隊中央病院(じえいたいちゅうおうびょういん)は、東京都世田谷区の陸上自衛隊三宿駐屯地内に所在する三自衛隊の共同機関としての病院である。指揮監督は防衛大臣が陸上幕僚長を通じて行う体制になっており、〔自衛隊中央病院及び自衛隊地区病院の組織等に関する訓令 〕病院長は各自衛隊の自衛官(医官)から転官した防衛技官が就任している。 == 概要 == 自衛隊の機関としての病院は、本院のほかに自衛隊地区病院が15院設置されている。自衛隊中央病院では傷病者の治療のみならず、診療放射線技師の養成(他の地区病院では実施していない。後述の診療放射線技師養成所を参照)及び防衛医科大学校と連携した医師臨床研修を行っている(ただし、臨床研修の対象は自衛官(防衛医官)採用者に限定)。総合病院に匹敵する診療科を具える病院であるが、有事に負傷者を収容することを前提としているため、常に一定の空きベッドを確保し運営している。 2009年(平成21年)1月、新病院舎が完成した。地上階は2倍の10階建て、地下2階、延べ床面積は約2倍半になり、屋上には緊急輸送のためのヘリポートを備え付けている。地震対策として免震構造を採用し、緊急時には平時の2倍1000床の増床が可能となる〔朝雲新聞新中央病院が完成 2009年2月5日〕〔朝雲新聞新中央病院テープカット 2009年3月30日〕3月18日に落成式を済ませ、4月3日から新病院舎での外来診療を開始している。 なお、隣接地にある国家公務員共済組合連合会三宿病院とは密接な連携関係にある。自衛隊中央病院の医官が三宿病院で一般外来の診療にあたることも多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自衛隊中央病院」の詳細全文を読む
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