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自転車操業[じてんしゃそうぎょう]
自転車操業(じてんしゃそうぎょう)とは、操業を止めてしまえば倒産するほかない法人が、赤字を承知の上で操業を続けてゆく状態のこと == 概要 == 自転車操業とは、操業を止めてしまえば倒産するほかない法人が、慢性的な赤字状態でありながら他人資本を次々に回転させて操業を続けてゆく状態のことである。 自転車は走っている間は倒れないが止まると倒れてしまうことに喩えている〔。企業に限らず、法人全般、事業全般、個人事業主、家計でも類似の状態は起きることがあり、それらにおける類似の状態も「自転車操業」と呼ばれている。 自転車操業に陥るにはいくつものパターンがある。一例を挙げると、仕入の買掛金を支払うためには売上の全部あるいはほとんどをそのまま当てなければならない状態である。また、借金の返済期限が次々に来るが返済のための現金が手元に残っておらず、そのために新たな借金をしてしまい、その新たな借金の返済のためにまた借金を繰り返すような状態も、そのサイクルを止めればじきに倒産(破産、自己破産)手続きをせざるを得なくなるので、自転車操業のひとつと考えられよう。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自転車操業」の詳細全文を読む
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