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三臭化窒素(さんしゅうかちっそ、)は、化学式 NBr3 で表される窒素と臭素の化合物である〔窒素のほうが臭素よりも電気陰性度が大きいため、定義上は臭素の窒化物である。〕。深赤色で揮発性のある固体で、純粋なものは爆発性がある。1975年までは、-100 以上で単離することができなかった〔N. N. Greenwood and A. Earnshaw, "Chemistry of the Elements", 2006 Butterworth-Heinemann〕。 最初は、ビストリメチルシリルブロマミンと一塩化臭素を-87 で臭素化し、ジクロロメタンのアンモニア溶液に瞬時に反応させた。このほか、塩化窒素と臭化カリウムとの反応 : NCl3 + 3 KBr → NBr3 + 3 KCl 臭化アンモニウムと亜塩素酸ナトリウムと臭化鉄(III)との反応でも生成する。 : NH4Br + NaClO2 + 2 FeBr3 → NaCl + 2 FeBr2 + NBr3 + 2 H2O == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三臭化窒素」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nitrogen tribromide 」があります。 スポンサード リンク
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