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臭化鉛(II)[しゅうかなまり]
臭化鉛(しゅうかなまり、)は鉛の臭化物で、化学式PbBr2で表される無機化合物である。臭化物溶液中に硝酸鉛(II)を加えると臭化鉛が沈殿する。室温では白色の粉末であるが、367℃以上に加熱すると弱い導電性を持つ無色の液体になる。粉末の状態では水に微溶(0℃の水100gあたり0.455g)だが、沸騰した熱湯では溶解度は約10倍となる。 == 安全性 == 日本の毒物及び劇物取締法では劇物に分類されている。摂取すると、神経や腎臓などに鉛中毒の症状が生じる〔製品安全データシート(昭和化学) 〕。国際がん研究機関による発癌性評価ではグループ2A(ヒトに対しておそらく発癌性がある)に分類されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臭化鉛(II)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lead(II) bromide 」があります。
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