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上杉館[うえすぎやかた] 上杉館(うえすぎやかた)は現在の新潟県上越市にあった日本の城(館)。現在のJR直江津駅周辺の府中(府内)と呼ばれた港湾都市域に位置する。主な遺跡として、越後守護上杉氏の館(至徳寺館)と、やや離れた位置に関東管領上杉憲政の館(御館〔おたて〕)があり、周辺にも比して小規模な屋敷跡がいくつかあったがいずれも開発によりめぼしい遺構は残っていない。 == 至徳寺館 == 「至徳寺」という字名から至徳年間に上杉憲将の菩提を弔うために開かれた至徳寺跡とされてきたが、昭和50年代から調査が行われ、その規模や出土品などから越後国衙・守護所とみるのが有力となっている。「伝至徳寺」などとも呼ばれる〔「至徳寺館」という名称は『上越市史叢書8』で提唱された。〕。関川河口付近の流通の要所に位置し、付近に港津があったと推定される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上杉館」の詳細全文を読む
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