|
臼部(きゅうぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では134番目に置かれる(6画の17番目、未集の17番目)。 臼部は『説文解字』の臼部と部、舁部を統合したものであり、「臼」「」の2つの偏旁を構成要素とする漢字を収めている。 「臼」字は米をつくための器具である臼を意味し、器具内部に米粒が残っている様子に象る。偏旁の意符としては臼に関することを示す。声符としてはキウといった音を表す。 「」字(字音はキク、)は両手をこまねくことを意味し、上から伸びた両手の形に象っている。偏旁の意符としては両手の動作に関することを示す。また「與」(「与」の旧字)のように下から伸びた両手の形である「廾」を伴い、「舁」字(字音はヨ、ともにかつぐの意)の変形となっていることが多く、これは二人の人間の手で何かすることを表している。 教育漢字辞典では八部に入っている「興」字も、漢和辞典ではこの部に属する。また「舊」(「旧」の旧字体)については音符であるが、隹部ではなくこの部に収められている。 == 部首の通称 == *日本:うす *韓国:(jeolgu gu bu、うすの臼部) *英米:Radical mortar 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臼部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|