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興津駅(おきつえき)は、静岡県静岡市清水区興津中町にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。 == 歴史 == 東西両京を結ぶ鉄道計画で東京~名古屋・岐阜間のルートが中山道経由から東海道経由に変更された際、東海道五十三次17番目の宿場町であった興津宿では、小躍りして喜んだという。そして鉄道のことをよく知ろうと、ジャーナリストや経済・法律の専門家を呼び寄せ、興津の宿の一つで宴会を催したともいわれる。ぜひ興津に駅を設けて欲しいと、隣の清見寺をもつ清見寺町の住民も巻き込んで熱心な誘致運動を展開し、それが功を奏して路線の開業とともに「興津駅」は誕生した。 その際、清見寺では境内の一部が鉄道敷地として召し上げられ、それによって風致が損なわれた事に対する補償金が支払われたが、寺の住職はそれを献納したといわれる。現在でもその名残で、東京側から見ると興津駅を過ぎた先で、清見寺の総門と本堂の間を東海道本線が横切っているのを見る事ができる。 大正から昭和戦前にかけての元老、西園寺公望が晩年を過ごした別荘「坐漁荘」の最寄り駅としても知られ、 * 1889年(明治22年)2月1日 - 官設鉄道(現在の東海道本線)の駅として、国府津 - 静岡間の開通と同時に開業。一般駅。 * 1895年(明治28年)4月1日 - 線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。 * 1930年(昭和5年)4月18日 - 駅舎を改築。 * 1980年(昭和55年)10月1日 - 車扱貨物の取扱を廃止。 * 1981年(昭和56年)10月24日 - 新駅舎(現在の駅舎)が落成。 * 1985年(昭和60年)3月14日 - チッキの取扱を廃止。 * 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)が継承。 * 2008年(平成20年)3月1日 - TOICAのサービス開始。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「興津駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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