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興津鯛(おきつだい)は静岡県中部でのアマダイの異名。単にアマダイのことを指す場合もあるが、一般的には一夜干しにしたものを興津鯛とよぶ。興津の名産。 徳川家康がこれを食べ、調理した(あるいは献上した)奥女中の「興津の局」(おきつのつぼね)の名を取って興津鯛となったという。 ただしストーリーにはいくつかバリエーションがあり、 *家康が興津を訪ねたときに食べたのでこの名がついた *家康が食べたのは江戸城で、そこに興津という名の女中がいた *そもそも家康は関係なく、駿河湾で美味しいアマダイが取れたので名産となった など諸説があり定かではない。しかし「馬琴道中記」に、 このあたりもみじめずらし興津鯛 の句が残っていることなどから、江戸期にはすでに定着した名称であったことが伺える。 アジの干物などでは二枚に開いて半身に中骨を残すが、興津鯛は中骨を取り去ることが特徴的である。さっと炙って食べる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「興津鯛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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