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舎密局(せいみきょく)は、明治維新期における化学技術の研究・教育、および勧業のために作られた官営・公営機関。 == 概要 == 明治2年(1869年)に大阪、翌明治3年(1870年)に京都にそれぞれ設置され、前者を「大阪舎密局」、後者を「京都舎密局」と称する。なかでも大阪舎密局は第三高等学校(京都大学の前身校)の源流となったこともあって、「舎密局」の名称は大阪の方のみを指すこともある。 「舎密局」の「舎密」とは、幕末期に広く使用された、蘭語の''chemie''(化学)に対する当て字(例えば宇田川榕菴の著書『舎密開宗』など)であり、当時、実生活に対する洋学(科学)の応用という点で化学が特に重視されたことに関わる命名である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「舎密局」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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