翻訳と辞書
Words near each other
・ 航空保安庁
・ 航空保安施設
・ 航空保安検査
・ 航空保安無線施設
・ 航空保安管制群
・ 航空保安関連施設
・ 航空優勢
・ 航空優勢戦闘機
・ 航空公園
・ 航空公園駅
航空兵
・ 航空兵名誉章
・ 航空兵団 (日本軍)
・ 航空兵科
・ 航空兵装センター
・ 航空写真
・ 航空切手
・ 航空券
・ 航空力学
・ 航空勲章


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

航空兵 : ウィキペディア日本語版
航空兵[こうくうへい]
航空兵(こうくうへい)は、軍隊における兵科の一つ。航空機を用いて攻撃・偵察を行い、それに伴う整備も受け持った。
== 航空兵科の成立 ==
かつて航空機が存在しない時代の軍隊は、基本兵科といえば「歩兵」・「騎兵」・「砲兵」・「工兵」で、もっぱら陸上の視点に立っていた。その後、気球の実用化により、航空機の軍用利用が始まった。1794年フランス陸軍では世界に先駆け気球による偵察が行われ、19世紀に入ると世界各国の軍隊で採用された。1900年ドイツフェルディナント・フォン・ツェッペリン飛行船で初飛行を成功させると、ドイツ軍はツェッペリン社に軍用機を発注する事となる。1909年、ドイツでツェッペリンの軍用飛行船が正式採用となった。
1903年にはアメリカライト兄弟が飛行機の初飛行に成功している。飛行機もすぐに軍事利用の研究が始まった。フランスでアンリファルマンIIIが乗客2名を乗せて飛行すると、翌年には日本で徳川好敏陸軍工兵大尉(後に陸軍中将)が日本初飛行を成功させた。1910年4月にはフランスが航空部隊を編制し、1911年イギリス航空師団が編成された。本格的な実戦投入がされたのは第一次世界大戦の頃からで、この時にはヨーロッパ列強各国が航空部隊を持ち、主に偵察が主任務であった。続く第二次世界大戦では航空戦力が主兵となり大いに活躍した。
このように航空機の軍用利用が広まるなかで、独立兵科としての航空兵の地位が形成されていった。当初は陸軍海軍の一部としてスタートし、次第に航空兵科が部門として地位を確立すると、最終的には空軍として独立する国も出た。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「航空兵」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.