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航空大学校(こうくうだいがっこう、Civil Aviation College)は、航空機のパイロットを養成する教育訓練機関である。 運輸省の付属機関として設立されたが、2001年(平成13年)4月1日に独立行政法人化され、国土交通省所管の独立行政法人航空大学校となった。当初は宮崎本校のみであったが、志願者の増加と共に、フライト課程を宮崎のみで行うことが困難になったため、仙台分校と帯広分校を設置し、訓練を分散化させた。全寮制で、全てのキャンパスに学生寮が整備されている。 募集人数が少ないことや学力試験や航空身体検査が厳しいため入学試験の倍率は高い。特に、安全面への配慮から1度身体検査で不合格になった受験者は生涯の受験資格を失う。また、大学ではないため卒業しても学位の取得はできない。卒業後の進路は、民間航空会社や官公庁への就職が主である。 入校時の航空身体検査は航空医学研究センターが受託している〔航空身体検査|一般財団法人 航空医学研究センター 〕。 なお、学校法人日本航空学園が運営する私立専門学校の日本航空大学校とは無関係である。 ==沿革== *1954年 - 運輸省(現・国土交通省)の付属機関として宮崎県宮崎市に設置・開校(宮崎空港に隣接) *1958年 - 専修科を廃止 *1968年 - 入学資格者を高等学校卒に引き下げ *1969年 - 仙台分校を開校(仙台空港に隣接) *1972年 - 帯広分校を開校(帯広空港に隣接) *1978年 - 回転翼操縦士の飛行訓練を開始 *1987年 - 入学資格者を大学2年修了(同等)以上に引き上げ *2001年 - 独立行政法人に移行 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「航空大学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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