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航空総隊[こうくうそうたい]
航空総隊(こうくうそうたい、英称:Air Defense Command、略称:ADC)とは、航空自衛隊の戦闘機部隊および高射部隊、警戒管制部隊などの防空戦闘部隊を一元的に指揮・統括している組織である〔航空自衛隊の組織 〕。航空総隊司令官が指揮を執っており、防衛大臣から直接、指揮監督を受ける〔自衛隊法第20条及び第21条別表第3 〕。 == 概要 == 航空総隊司令部は航空自衛隊横田基地に所在する。有事の際は戦闘機部隊、高射部隊および各地のレーダーサイトなどとリンクしたシステムによって航空総隊司令官が部隊の指揮を執る。司令官・副司令官は空将である。 ミサイル防衛では、航空総隊司令官が内閣総理大臣及び防衛大臣からの「弾道ミサイル等の破壊措置命令」や防衛出動等の行動命令を受けた場合は、海上自衛隊のイージス艦をも含めたBMD統合任務部隊〔Missile Defense、対弾道ミサイル防衛 〕の指揮官を兼務する。これに関連し、航空総隊司令部は2011年7月1日に航空総隊副司令官職を新設した他、アメリカ軍との防空・ミサイル防衛の情報共有・連携強化を通じて、実質的な防空作戦能力の向上を図ることを目的として2012年3月26日に府中基地から横田飛行場内に移転完了・運用開始した〔航空総隊司令部の横田移転 平成24年防衛白書 〕。横田の司令部庁舎は、アメリカ第5空軍司令部庁舎と隣接し、地下連絡通路の他、共同統合運用調整所も設置される等、日米の連携強化が図られている〔http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-27/2012032704_01_1.html 航空総隊司令部が横田基地に移転 しんぶん赤旗 2012年3月27日号〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「航空総隊」の詳細全文を読む
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