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船浦港 : ウィキペディア日本語版
船浦港[ふなうらこう]

船浦港(ふなうらこう)は、日本沖縄県八重山郡竹富町西表島西部の上原に所在する地方港湾。港湾管理者は沖縄県土木建築部八重山土木事務所。
== 概要 ==
広義の「船浦港」は上原に所在する複数の港湾の総称で、南側の船浦地区(狭義の船浦港)と1.5kmほど離れた北側の上原地区(通称・上原港)に大きく分かれている。この内、上原港は西表島東部の仲間港(通称・大原港)と共に西表島と石垣島を結ぶ定期航路が開設されているが、上原港を発着する北回りの航路は冬季に海が荒れやすく欠航が多発することから上原 - 石垣便が欠航した場合は船会社が用意した代替バスに乗って、沖縄県道215号線沿いに大原まで移動することになる。
かつての上原港は純然たる漁港であり、西表島西部と石垣港を結ぶ旅客船は船浦を発着していた。しかし、1976年船浦橋が開通して島内の陸路が東西に分断されていた状況が解消されて以降は戦後に発展した上原へ直に旅客船が発着するようになり、2006年に上原の旅客ターミナルが新しくなって以降は西部を発着する定期航路が全て上原へ集約された。ターミナルには上原集落の民謡・デンサ節にちなんでデンサーターミナルの愛称が付けられている。
上原港沖合の防波堤には灯台が設置されている〔船浦港上原地区沖防波堤灯台 海上保安庁)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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