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金神(こんじん)とは方位神の1つである。 金神の在する方位に対してはあらゆることが凶とされ、特に土を動かしたり造作・修理・移転・旅行などが忌まれる。この方位を犯すと家族7人に死が及び、家族が7人いない時は隣の家の者まで殺される(これを七殺(ななさつ)という)と言われて恐れられた。 金神の中でも、「うしとらの金神」は「久遠国」という夜叉国の王である巨旦大王の精魂とされる。巨旦大王の眷属の精魂も(普通の)金神と呼ばれる凶神となっている。 またその精魂の抜けた屍は牛頭天王によって5つに引き裂かれ、五節句に合わせて祭った(巨旦調伏の祭礼)。 すなわち、 *1月1日----紅白の鏡餅(巨旦の骨肉) *3月3日----蓬の草餅(巨旦の皮膚) *5月5日----菖蒲のちまき(巨旦の髭と髪) *7月7日----小麦の素麺(巨旦の筋) *9月9日----黄菊の酒(巨旦の血) である。 == 金神の巡行 == 金神の在する方位は、その年の十干によって変わる。 *甲・己の年:午・未・申・酉 *乙・庚の年:辰・巳 *丙・辛の年:子・丑・寅・卯・午・未 *丁・壬の年:寅・卯・戌・亥 *戊・癸の年:子・丑・申・酉 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金神」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Konjin 」があります。 スポンサード リンク
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