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良人の貞操[おっとのていそう]
『良人の貞操』(おっとのていそう)は、吉屋信子の長篇小説。これを原作とした1937年公開の同名の映画、1962年、1965年、1975年に放送された同名のテレビドラマがある。また、千葉早智子の歌った映画の同名の主題歌もある。 == 概要 == 1936年(昭和11年)10月から翌1937年(昭和12年)4月にかけて、「東京日日新聞」と「大阪毎日新聞」に188回にわたって連載された。主人公が、その女学校時代の同級生と夫との関係に苦しむ話である。同年、新潮社から単行本が発売された。 2006年(平成18年)、それまで所在のわからなかった本作の直筆生原稿が発見されたことが話題になった。400字詰め原稿用紙820枚で、連載188回分の完全なものである。神奈川県横浜市にある同県立神奈川近代文学館の調査により、徳富蘇峰の関係者が保管していたことが分かった。この原稿は、同文学館で同年に開かれた「生誕110年 吉屋信子展」で展示された〔共同通信社配信の「2006年4月20日 09:47」のニュースによる。「吉屋信子の生原稿見つかる 」(2008年1月15日 (火)閲覧)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「良人の貞操」の詳細全文を読む
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