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良暹 : ウィキペディア日本語版
良暹[りょうぜん]
良暹(りょうぜん、生没年不詳)は、平安時代中期の歌人
出自・経歴については不明であるが、比叡山天台宗)の僧で祇園別当となり、その後大原に隠棲し、晩年は雲林院に住んだといわれている。一説では、康平年間(1058年 - 1065年)に65歳ぐらいで没したともいわれている。
歌人の友として、賀茂成助津守国基橘為仲素意法師などがいた。1038年(長暦2年)9月の「権大納言師房家歌合」などいくつかの歌合に出詠している。「良暹打聞」という私撰集を編んだというが現存していない。
歌は「後拾遺和歌集」以下の勅撰和歌集に入集している。
==百人一首==

*70番 さびしさに 宿をたち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ 良暹法師(「後拾遺和歌集」秋上333)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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