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色丹 : ウィキペディア日本語版
色丹島[しこたんとう]


色丹島(しこたんとう、英語表記:)は、北海道根室半島の東に位置する島。ロシア名はシコタン島()。島の名の由来は、アイヌ語の「シ・コタン(大きな村)」から。
== 概要 ==
413mの斜古丹山を中心に島全体が比較的なだらかな山地・丘陵になっており、カラマツの近縁種であるグイマツや、ウルップソウなどの高山植物に恵まれた自然の宝庫でもあり、湖沼も多い。海岸線は西北岸は断崖であるのに対し、東南岸は変化に富み、船の接岸が可能な場所は20ヶ所以上に及ぶが、松が浜を除いては、港としては機能しなかった。村役場が置かれた場所は北東部の斜古丹湾岸で、学校や駅逓、郵便取扱所も設けられ、斜古丹という名の集落をなしていた。島の南北両岸には天然の良港が多く、コンブサケなどの漁業が主産業であった。
ソ連が実効支配を始めてからも、中心集落は斜古丹(ロシア語地名、マロークリリスク(=「小千島の町」の意))である。2006年の人口は2,244人。現在の集落はもうひとつ、その西側の入江奥深くに穴澗(クラバザヴォーツク(=「カニ工場の町」の意))があり、2006年の人口は925人。それ以外の日本時代の集落は、すべて廃村となった。
古くは「斜古丹」「支古丹」とも表記された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「色丹島」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shikotan 」があります。



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