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色相 : ウィキペディア日本語版
色相[しきそう]

色相(しきそう、)は、といったの様相の相違である。特定の波長が際立っていることによる変化であり、際立った波長の範囲によって、定性的に記述できる。ただし、常に同じ波長が同じ色に見える訳ではない。赤から、黄、緑、青を経て、)までは、スペクトル上の色であると言える。
彩度明度と併せて、色の三属性と言う〔。色から彩度明度または輝度の要素を取り除いた残りであるということもできる。
英語ではhue (ヒュー) であり、''H''や''h''で略記される。'H''や''h''で略記される。'や''h''で略記される。'h''で略記される。'で略記される。
== 色相環 ==

色相の総体を順序立てて円環にして並べたものを色相環(しきそうかん、〔、〔)と言う。色相環上では、補色を反対の位置に設ける。理論的には、境目がなく連続的なものである。しかし、一般的には20等分や40等分、RGBカラーでは6等分や12等分(時計で示した場合)で表現される〔。色相を角度で示すものもある。現代ではマンセル表色系などのように、赤から始まるものが多い。
またヘリング心理四原色(赤、青、黄色、緑)はおおよそ90度の間隔を置いて並んでいる。色の三原色シアンマゼンタ黄色)や光の三原色(赤、緑、青)は、おおよそ120度の間隔を置くように選ばれる。光の三原色が120度間隔であることと心理四原色が90度間隔であることは一見矛盾しているように見えるが、それぞれで言われている赤、緑、青は異なる概念である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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