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色究竟天 : ウィキペディア日本語版
色究竟天[しきくきょうてん]
色究竟天(しきくきょうてん、Skt:Akanistha、音訳:阿迦尼咤天(あかにたてん)等他)は、仏教の世界観の1つであり、三界のうち、色界及び天上界における最高の天のこと。
三界は上から無色界色界欲界の3つの世界があるが、色究竟天はその中の色界の最上位に位置する。「色」とは形体・物質のことで、色界は欲望から離れて清らかな物質や肉体が存在する世界であるが、この天より上は肉体や物質が存在しない無色界になり、形体を有する天処の究る場所であるから、色究竟天と呼ばれる。
『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が16,000由旬、寿命が16,000とする。
== 関連項目 ==

*大自在天(ヒンドウー教のシヴァ神が仏教化した天神で、色究竟天を住処とする)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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