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芝匠
芝 匠（しば たくみ、1991年12月24日 - ）は、東京都町田市出身で木瀬部屋所属の現役大相撲力士。本名同じ。身長176cm、体重160kg、血液型はA型。〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2015年5月号（夏場所展望号）別冊付録 平成27年度版 最新部屋別 全相撲人写真名鑑 20頁〕最高位は東幕下3枚目（2016年1月場所）。
== 来歴 ==
芝少年は町田市のわんぱく相撲大会に出場した〔スポまちキッズNo.7 町田市〕ことをきっかけに相撲を始め、力士になることを志した〔町田市出身の芝力士が大相撲名古屋場所で序二段優勝！ 石阪市長を表敬訪問 リビングまちだ・さがみWeb〕。町田市立小山田南小学校4年次より地元の相撲道場（立川錬成館）に通い始め、町田市立小山田中学校3年次に全国都道府県中学生相撲選手権大会3位入賞などの実績を残した。高校相撲屈指の強豪校である埼玉栄高校普通科総合進学コースでは団体戦レギュラーメンバーとして活躍し、全国高等学校総合体育大会相撲競技大会（高校総体）で団体優勝、選抜相撲宇佐大会で団体2位、個人3位などの実績を残した。日本大学商学部商業学科に進学すると1年次から団体戦レギュラーの座を獲得するほど高く評価され、東日本学生相撲選手権大会で団体優勝に貢献したが、この年の後半には早くもレギュラー落ちを経験し〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年8月号（名古屋場所総決算号） 69頁〕、4年次では最早タイトルとは完全に無縁となった。なお、日本大学相撲部の同学年には川端翔伍（大翔丸）や安彦剣太郎（剣翔）らがいた。
大学卒業を間近に控えた2014年3月場所で勧誘のあった木瀬部屋に入門し、初土俵を踏んだ。同期生には同部屋の髙立のほか、正代、大翔丸（幕下付出入門）らがいる。前相撲では正代にも勝って2勝土付かずで一番出世。入門に当たっては目標の力士として、同郷の出身である北太樹の名前を挙げている。〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年4月号（春場所総決算号） 108頁〕入門直後に左膝の負傷があったものの、同年7月場所では髙木（のちの十両髙立）との同部屋優勝決定戦を制して序二段優勝を飾った。〔芝が序二段Ｖ「いろんな人たちのおかげ」 日刊スポーツ 2014年7月28日12時37分 紙面から〕同年11月場所では早くも幕下に昇進する順調な出世だったが、2015年1月場所で自身初の負け越しを経験した。同年9月場所には全勝すれば関取昇進の可能性もある東幕下14枚目まで番付を上げたが、この場所は負け越した。西幕下31枚目まで番付を落とした翌11月場所で7戦全勝となると、部屋の弟弟子である宇良との2分40秒もの大熱戦に及んだ末に優勝決定戦を制し、幕下優勝を決めた。〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2015年12月号（九州場所総決算号） 68頁〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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