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芝浦アイランド[しばうらあいらんど]
芝浦アイランド(しばうらアイランド、Shibaura Island)は、東京都港区芝浦4丁目にある再開発地区の総称・愛称である。再開発地区は四方を運河に囲まれた島状の区域のほぼ全周に及び、複数の事業者による高級大規模マンション(賃貸棟2棟、分譲棟2棟)や港区による公共施設などから構成されている〔。 ==概要==
再開発地区は東京湾岸の埋立地であり、元々は新三井製糖の工場や、都電の車両工場と操車場、東京都下水道局ポンプ場や都営アパート、フジエクスプレスのバスの車庫などが立地していた。これを独立行政法人・都市再生機構(UR)、及び民間事業者8社(三井不動産、三菱商事、オリックスリアルエステート、住友商事、新日鉄都市開発、伊藤忠都市開発、大和ハウス工業、ケン・コーポレーション)が共同事業として再開発を行った〔〔2006年10月の三井不動産グループ内事業再編により、分譲マンション部分は三井不動産から三井不動産レジデンシャルに承継されたため、同社を含めると9社。〕。 「芝浦アイランド」と名付けられた再開発地区は4つの街区から構成され、超高層マンションが、分譲・賃貸それぞれ2街区ずつ建設されている。地区は南北2ヶ所に分かれており、敷地面積約4.5万平米の北地区にはA1、A2、A3の3街区があり、南地区は敷地面積約1.6万平米の単一街区となっている〔。 北地区は都市再生機構(当時は都市基盤整備公団)が2001年(平成13年)に東京都から取得、南地区は三井不動産をはじめとする民間事業者6社が新三井製糖から2002年(平成14年)に取得した後に、両地区一体の再開発事業が開始された。完成した芝浦アイランドは、地区全体では総戸数約4,000戸、人口約10,000人の街となっている。 エリア内には都下水道局ポンプ場と都営アパート、バス車庫が現在も残るほか、周辺には倉庫やオフィスビルが多い。最寄り駅の一つである田町駅の東口は都による再開発計画が決定しており、「今後の発展エリアの一つ」という評価もある。また、西側を東京モノレールが通っており、付近への新駅設置を求めているものの、現在のところ同社親会社のJR東日本は計画に着手していない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「芝浦アイランド」の詳細全文を読む
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