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芭蕉踊(ばしょうおどり)とは、岐阜県羽島郡笠松町円城寺に伝わる雨乞い踊りである。芭蕉踊はかつてはこの地域以外にも存在したが(岐阜市柳津町南塚など)、現在も伝わるのは、岐阜県羽島郡笠松町円城寺地区の踊りである。 1989年(平成元年)11月14日に岐阜県の無形民俗文化財に指定され、円城寺芭蕉踊保存会がその伝統を伝えている。 == 歴史 == 始まった時期は不明であるが、地元の言い伝え等によれば始まりは以下のとおりである。 * 江戸時代中期、円城寺村(現笠松町円城寺)に大干ばつが発生した。そこで、雨乞いを行なうこととなったが、踊りについて何かないかを考えていたという。 * ある円城寺村の村人の一人が、谷汲村(現揖斐川町)に雨乞い踊り(後の谷汲踊り)があるという話を思い出し、その踊りを参考にして、雨乞い踊りを行なう事となった。 * 踊りの際、一人の村人が即興で歌いだし、その歌が雨乞いの唄となったという。 * 雨乞い踊りが催された後に雨が降り、干ばつは無くなった。この事以来、雨乞い踊りが継承されたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「芭蕉踊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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