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花崗閃緑岩〔『学術用語集 地学編』の表記は「花こう閃緑岩」。〕(かこうせんりょくがん、)は、花崗岩と閃緑岩の中間的な性質の深成岩。火山岩のデイサイトに対応する。広義の花崗岩に含まれるが、狭義の花崗岩に比べると、アルカリ長石より斜長石がはるかに多い。 日本に産する「花崗岩」はアルカリ長石が少なく、花崗閃緑岩であることが多い。 == 近縁の深成岩 == ; 花崗岩 : 花崗閃緑岩とは石英の量がほぼ同じで、アルカリ長石が多いもの。 ; トーナル岩 : 花崗閃緑岩とは石英の量がほぼ同じで、アルカリ長石をほとんど含まないもの。 ; 石英モンゾ閃緑岩、石英モンゾ斑れい岩 : 花崗閃緑岩とは長石の割合(アルカリ長石:斜長石)が同じで、石英の量が少ないもの。 ; 石英閃緑岩、石英斑れい岩 : 花崗閃緑岩に比べ、石英、アルカリ長石とも少ないもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花崗閃緑岩」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Granodiorite 」があります。 スポンサード リンク
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