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『花に染む』(はなにそむ、''HANANISOMU'')は、くらもちふさこによる日本の漫画作品。 『コーラス』(集英社)にて2010年3月号より連載を開始し、2011年10月号を最後として第1部が完結となった。後継誌『Cocohana』2013年7月号より「新章」の連載が再開された。単行本は2013年11月現在既刊7巻。 同誌で連載されていた「駅から5分」の登場人物を別の視点から描いた外伝作品〔単行本第1巻カバーにて「本作品は、単独の作品としてもご覧頂けますが、既刊『駅から5分』のスタイルを変えた続編となります。」と作者が述べている。〕で、同作の連載を一時中断して本作の連載が開始された。 ジャンルはおそらく恋愛漫画だが、陽大・雛の心理描写が巧みに隠され、作中の不審火事件も未解決なことからミステリー要素も強く、全体的にシリアスな作風となっている。 弓道は主要な登場人物を繋ぐ要素であり、袴を着て弓を引き、練習や試合を行う場面がしばしば登場する。しかし生活の一部としての断片的な描写であり、いわゆるスポーツ漫画ではない。作中で花乃が出場する団体戦は3人立で、立ち順表記は大前、中、落。試合中における行射の描写は50ページほどである(単行本第3巻時点)。 == あらすじ == 比々羅木神社の息子・圓城陽大は、兄の陽向と従妹の雛と共に弓道に励む日々を送っていた。陽大の流鏑馬姿を見て弓道を始めた神社の隣の畳屋の娘・宗我部花乃も、中学校の弓道部で圓城兄弟と弓道に励んでいた。だがある夜、神社の宝物殿から出火し、陽大は両親と兄を一度に亡くしてしまう。その火災以来、花乃は陽大と連絡を取ることすらままならなくなるが、やがて陽大が親戚である雛の養子になることを聞く。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花に染む」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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