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花婿失踪事件[はなむこしっそうじけん]
「花婿失踪事件」(はなむこしっそうじけん、''A Case Of Identity'')は、イギリスの小説家、アーサー・コナン・ドイルによる短編小説。シャーロック・ホームズシリーズの一つで、56ある短編小説のうち3番目に発表された作品である。『ストランド・マガジン』1891年9月号初出。1892年発行の短編集『シャーロック・ホームズの冒険』(''The Adventures of Sherlock Holmes'') に収録された〔ジャック・トレイシー『シャーロック・ホームズ大百科事典』日暮雅通訳、河出書房新社、2002年、263頁〕。 == あらすじ == シャーロック・ホームズは、久しぶりに会ったワトスンと話しながら、手掛けている事件はどれも面白くないものだとこぼしていた〔この台詞はのちに、ジェームズ・モリアーティを倒した後に引き受ける事件『ノーウッドの建築業者』の中でも飛び出す。〕。そこへ依頼人メアリー・サザーランドが訪れる。 彼女はホズマー・エンジェルという男と知り合い、間もなく婚約した。だがその結婚式の朝、エンジェルは何か良くない事が起こりそうだという様子を見せる。別々の馬車で教会に到着し、サザーランド嬢と母親はエンジェルが馬車から出てくるのを待つが、彼は一向に出てこない。御者が降りて中の様子を見ると、そこにエンジェルの姿はなく、忽然と失踪してしまったのだった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花婿失踪事件」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 A Case of Identity 」があります。
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