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花形満[はながた みつる]
花形 満(はながた みつる)は、梶原一騎原作の野球漫画・アニメ『巨人の星』に登場する架空の人物。右投げ右打ち、一塁手。主人公・星飛雄馬の終生のライバルである。2002年、花形の視点からアニメ版『巨人の星』のストーリーを描いた再編集作品『巨人の星【特別篇】 猛虎 花形満』が製作され、WOWOWで放送された。 声優は井上真樹夫(TV・劇場版)、池田秀一(まんがビデオ版) 2006年に週刊少年マガジンで連載を開始した村上よしゆき作画のリメイク作品「新約「巨人の星」花形」では主人公となっているが時代設定を始めオリジナルとはかなり異なる人物となっている。 == 来歴 ==
=== 出自〜初登場時 === アニメで花形は明子に「横浜は自分の故郷」だと述べている。母は早くに亡くしている。幼稚園の段階から「花形財閥の御曹司として相応しい教育を施したい」という父親の意向もあり、英国に5年ほど留学する。留学時はサッカー、乗馬、フェンシングもマスター。更に10年間テニスを習う〔テニスの技術をノックアウト打法に結び付けたという説がある(劇中で星一徹の口から語られている)。テニスの練習を英国でも行っていたのかに付いてはハッキリしない。野球のバットでテニスをすることについては、柳田理科雄が分析している。〕など過密な習い事漬けの日々を過ごす。当時「黄色のジャップ」として貴族階級の中で虐められ、それに従来の負けん気が火をつけられて全ての面でトップになろうとする。その結果、エリザベス女王の前に出て握手する栄誉まで得るが、トップに到達してしまった彼は目標を失ってしまう。日本に帰るも、「日本の誇り」を失った祖国に幻滅。また両親とも滅多に会えない家庭環境〔名家に生まれたという設定の一方、日本で花火見物の後に路地を一人で帰ったという庶民の家の子供のようなエピソードも語られており、彼の経歴を一層複雑なものにしている。花形の父は、一徹とは異なった、放任主義の父親であると思われる。〕を受け入れられず、既に小学4年生で無免許で10人以上を一挙に乗車させるスポーツカーを乗り回すグレた不良少年になっていた。同時期、気まぐれで不良少年仲間と結成した野球チーム・ブラック・シャドーズの監督兼選手となり、様々な試合で無軌道な野球試合をして暴れまわっていたが、当時小学生の飛雄馬に自慢の必殺打法“ノックアウト打法”〔『新・〜』でヤクルトに入団した花形が草野球時代を振り返り、当時飛雄馬以外には無敵を誇ったノックアウト打法について言及している。彼が言うには「当時、草野球の守備能力をこえて僕の打球が速かったから通用したにすぎない」との事。大リーグボール3号攻略時に長嶋にKO打法を見舞った際、長嶋でも捕れなかった。〕を破られる。これをきっかけに飛雄馬を宿命のライバルとして倒す事を生き甲斐にしていく。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花形満」の詳細全文を読む
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