|
花散里(はなちるさと)は #源氏物語の巻名のひとつ。第11帖。作中最も短い巻である。巻名は光源氏の詠んだ歌「橘の香をなつかしみほととぎす花散る里をたづねてぞとふ」に因む。 #源氏物語に登場する架空の人物。 #転じて香合せ、其扇流投扇興の銘定、などの伝統的芸事の得点名のひとつ。 == あらすじ == 光源氏25歳夏の話。 五月雨の頃、源氏は故桐壺院の妃の一人麗景殿女御を訪ねる。妹の三の君(花散里)は源氏の恋人で、姉妹は院の没後源氏の庇護を頼りにひっそりと暮らしていた。訪問の途中、かつて会った中川の女の元に歌を詠みかけるが、既に心変わりしてしまったのかやんわりと拒絶される。女御の邸は橘の花が香り、昔を忍ばせるほととぎすの声に源氏は女御としみじみと昔話を語り合い、その後そっと三の君を訪れた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花散里」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|