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花柳創右 : ウィキペディア日本語版
花柳芳次郎 (6代目)[ろくだいめ はなやぎ よしじろう]

六代目 花柳 芳次郎(ろくだいめ はなやぎ よしじろう、1992年(平成4年)10月3日 - )は、東京都出身の日本舞踊家
日本舞踊 花柳流 家元後継者。

日本舞踊の花柳家に生まれ、2歳から日本舞踊を始める。4歳のときに国立文楽劇場で初舞台を踏み、以後歌舞伎座国立劇場をはじめとする舞台に立ち日本舞踊の道を歩み続け、2007年(平成19年)6月27日に祖父から花柳芳次郎名跡を継ぎ、六代目花柳芳次郎の襲名披露舞踊会を歌舞伎座で行う。同年から多方面でも活動の幅を広げる。2011年(平成23年)に祖父花柳壽輔の主催で行なわれた東日本大震災のチャリティー舞踊会『傘寿の会』では、『耳なし芳一』などに出演。

2013年10月に新装なった歌舞伎座でおこなわれた、花柳流流祖生誕二百年祭・三世宗家家元七回忌追善舞踊会では、二代花柳壽輔振り付けの舞踊の大作『小鍛冶』で童子、後に稲荷大明神を忠実にかつ力強く再現。また、同年11月に明治座主催で行われた花形舞踊公演では、 三代家元の代表作である『夢殿』を、本来の形である 二代家元の振付で復活させ、色々な流派の家元家の出演する公演で花柳流の色を見事に表現した。

2014年の第41回 NHK 古典芸能鑑賞会では祖父である花柳壽輔と共に『連獅子』に出演し、江戸時代に連獅子の初演で出演した花柳壽輔、芳次郎の組み合わせで復活し、NHKEテレにおいて放送され注目を集めた。



また在学中の早稲田大学の機関を通じて東日本大震災の被災地等で復興支援活動をしながら、自ら企画をして復興祈願舞踊公演や国際文化交流公演外国人向けのワークショップなども行っている運動好きの早稲田大学に通う現役大学生でもある。

企画 構成 演出 振付の全てを担当した無料公演も自ら開催し、敷居の高い伝統芸能という言葉をなくすべく活動をしている。
2013年(平成25年)7月、花柳流の開催した記者会見の場で祖父花柳壽輔から花柳流次期宗家家元に指名された。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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