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花豆 : ウィキペディア日本語版
ベニバナインゲン

ベニバナインゲン(紅花隠元、学名:Phaseolus coccineus, 英名:Runner beanまたはscarlet runner bean )、メキシコの高原原産のインゲンマメ属の多年草(日本では一年草扱い)。花豆(紫花豆)ともいわれる。
大航海時代に欧米に導入され、日本へは江戸時代末期に渡来したが当初は観賞用にとどまり、本格的な栽培が始まったのは明治時代に入ってからのことである。
寒冷な気候を好み、日本では主に長野県北海道および東北地方で栽培される。花は紅色で、豆には虎斑模様がある。変種に花や実が白いシロバナインゲン(白花豆)がある。
日本では熟した豆を煮豆甘納豆の原料とすることが多い〔『新編 食用作物』 星川清親 養賢堂 昭和60年5月10日訂正第5版 p496〕が、欧米では若い莢を食用とする。インゲンマメ同様に毒性のあるレクチンの一種フィトヘマグルチニンPHA)を含むため、調理の際はよく火を通す必要がある。
==外部リンク==

*ベニバナインゲン

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ベニバナインゲン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Phaseolus coccineus 」があります。



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