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花輪違[はなわちがい]
花輪違(はなわちがい)とは、日本の家紋である輪違紋の一種。「七宝輪違(しっぽうわちがい)」「十方七宝(じっぽうしっぽう)」「玉輪違(たまわちがい)」ともいう〔本田總一郎監修『日本の家紋大全』梧桐書院 2004年〕。七宝の中に花角を入れたもので、七宝紋の「七宝に花角(しっぽうにはなかく)」と同一の紋である。 == 概要 ==
元は大陸から伝来し、有職文様の「輪違い」という鎖型に連続した文様から抜き取られたもので、平安時代には車紋として用いられていたが〔新人物往来社編『索引で自由に探せる 家紋大図鑑』新人物往来社 1999年〕、江戸時代以降、2つの輪を交叉させた文様〔脇坂安治などが用いた紋。〕を特に「輪違」と呼ぶようになったため、それと区別する意味で「唐花の入った輪違」という形状から「花輪違」というようになった。 ちなみに、輪違紋と同様の図案である金輪(かなわ)紋は、五徳の輪を図案化したものであり、輪違紋の輪より細く描かれる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花輪違」の詳細全文を読む
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