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花郎 : ウィキペディア日本語版
花郎[ふぁらん]

花郎(ファラン、かろう)は新羅で10世紀まで続いた軍事的訓練や文化的教育機関としての青年組織制度またはそのリーダーを指す。花郎制度は原始社会によく見られる男子集会所(メンズハウス)の性質を特徴としている。新羅の貴族時代には仏教の影響もあり、花郎徒は、道義、歌楽、山川渉猟を学び、宮廷に臣下や兵士として仕えたことが伝えられている。

==花郎の起源==
花郎制度はその「戦士団的男子集会」
〔三品彰英「新羅花郎の研究」平凡社、21ページ〕
の性格から中国の「子帚制」や日本の「ヒメヒコ制」と同じく男子集会所(メンズハウス)に起源すると考えられる。『魏志韓伝』および『後漢書韓伝」は3世紀以前の韓族の男子集会所およびそこにおけるイニシエーション(通過儀礼)を伝え
〔「其人壮勇少年有築室作力者 輒以縄貫脊皮縋以大木嚾呼為健常」、三品彰英「新羅花郎の研究」平凡社、23-4ページ参照〕
、新羅の花郎が古い韓族の制度に由来することを示唆している。男子集会所は恒常的戦闘状態の社会でしばしば発生・展開することが知られているが、2世紀から6世紀の朝鮮半島はそのような戦闘状態にあったことが『魏志韓伝』や『三国史記』に伝えられている
〔「桓霊之末韓濊彊盛郡縣不能制民多流入」、三品彰英「新羅花郎の研究」平凡社、25ページ参照〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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