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芳田 司（よしだ つかさ、1995年10月5日 - ）は、京都府京都市出身の、日本人の女子柔道選手である。階級は57kg級。身長156cm。血液型はA型。段位は弐段。組み手は左組み。段位は初段。得意技は足技、寝技〔「柔道全日本強化選手名鑑 2016」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年4月号〕。現在はコマツに所属〔KOMATSU : 部員紹介 〕。 ==経歴== 柔道は8歳の時に円心道場で始めた〔。京都市立新町小学校5年生の時に全国小学生学年別柔道大会40kg級で3位、6年生の時は45kg級で3位となった。一方で、S&Bちびっ子健康マラソン大会京都大会では2年生の時に3位、3年生の時に2位、4年生の時から3年連続で優勝を果たした〔ちびっ子健康マラソン 京都大会結果 〕。 中学になると神奈川県相模原市にある相武館吉田道場に入門して寮生活を送ることになった。相原中学1年の時に近代柔道杯で優勝すると、2年の時には全国中学校柔道大会とマルちゃん杯の団体戦でもエースである1年先輩の田代未来とともに活躍して優勝を勝ち取り、中学女子では史上初となる中学団体3冠(近代柔道杯、全国中学校柔道大会、マルちゃん杯)を達成した。さらに近代柔道杯でも同級生の内尾真子とともに活躍して2連覇に貢献した。3年の時には全国中学校柔道大会57kg級で優勝を飾ったが、団体戦は5位にとどまった〔。 高校は福岡県にある敬愛高校に進むと、1年の時には全日本カデで優勝するが、世界カデでは準決勝でオランダのドー・ベレマと対戦すると、足取りの反則負けを喫して3位に終わった〔Cadet WC - Kiev 〕。全国高校選手権では決勝で桐蔭学園高校2年の山本杏に有効で敗れて2位だった。2年の時には金鷲旗でチームの優勝に貢献した。さらに全日本ジュニアでは決勝で夙川学院高校2年の原田千賀子を上四方固で破って優勝すると、アジアジュニアでも優勝を飾った。全国高校選手権の個人戦では準決勝で松商学園高校2年の出口クリスタに有効で敗れたが、団体戦ではエースの岡史生とともに優勝に貢献した。3年の時には金鷲旗の2連覇に貢献した。インターハイの団体戦には出場せず、チームも5位にとどまって高校団体3冠(高校選手権、金鷲旗、インターハイ)はならなかったものの、個人戦では決勝で出口に内股で一本勝ちして優勝を果たした〔柔道女子57キロ級、芳田司が優勝 高校総体 読売新聞、2013年8月10日〕〔福岡県高等学校体育連盟 〕。全日本ジュニアでは決勝で出口に大内刈で敗れて2連覇はならなかった。世界ジュニアでは3回戦で敗れた〔。 2014年には高校を卒業してコマツに入社すると、11月の講道館杯では会社の先輩である7歳年上の石川慈を指導2で破り初優勝を飾った〔浅見、2年ぶり優勝＝17歳嶺井は初制覇－講道館杯柔道 、時事通信、2014年11月9日〕。12月のグランドスラム・東京では、準決勝で松本薫に指導1で敗れるが、3位決定戦で国士舘大学2年の山本杏を指導1で破って3位になった〔。 2015年7月にはグランドスラム・チュメニ に出場すると、決勝でロンドンオリンピック銀メダリストのコリーナ・カプリオリウを有効で破ってIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った〔 時事通信 2015年7月19日〕。10月のグランドスラム・パリでは初戦でロンドンオリンピック銅メダリストである地元フランスのオトーヌ・パヴィアを指導1で破る健闘を見せるが、準決勝でポルトガルのテルマ・モンテイロに指導2で敗れると、3位決定戦でも会社の先輩である11歳年上の宇高菜絵に指導3で敗れて5位にとどまった〔Grand Slam 2015, France - DAY 1 〕。12月のグランドスラム・東京では準決勝で世界ランキング1位であるモンゴルのドルジスレン・スミヤを指導1で破ると、決勝ではフランスのエレーヌ・ルスボーを今大会とびきりの美技と呼べる内股で破って、今年2度目のグランドスラム優勝を飾った。この際の優勝インタビューでは次のように語った。「自分は準決勝や決勝など、上にいくにつれて気持ちが高ぶっていくタイプ」「今回優勝したことで、リオデジャネイロオリンピックの代表に近づいたと思います。同じ57kg級には松本薫先輩という絶対的な存在がいるので、もっと頑張らなくてはいけないと思いますね」〔 サンケイスポーツ 2015年12月4日〕〔 日刊スポーツ 2015年12月4日〕〔女子57kg級 芳田司 〕〔Grand Slam 2015, Japan - DAY 1 〕。 2016年2月のグランドスラム・パリでは2回戦でパヴィアと対戦すると、GSに入ってから技ありを取られて敗れた〔Paris Grand Slam 2016 - France DAY 1 〕。4月の選抜体重別では決勝で石川を技ありで破って今大会初優勝を飾った〔平成28年全日本選抜柔道体重別選手権大会 〕。 IJF世界ランキングは716ポイント獲得で24位(16/5/2現在)〔World ranking list 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「芳田司」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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