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芸阿弥 : ウィキペディア日本語版
芸阿弥[げいあみ]

芸阿弥(げいあみ、永享3年(1431年) - 文明17年11月2日1485年12月8日))は室町時代絵師連歌師表具師鑑定家。姓は中尾、名は真芸(しんげい)、号は学叟(がくそう)。父は能阿弥、子は相阿弥
父・能阿弥の跡を継いで足利義政同朋衆として仕え、絵画制作、書画など唐物の管理・鑑定、表具・座敷飾りの指導、連歌など足利将軍家・室町幕府内の多様な芸能全般を取り仕切った。応仁の乱による混乱のためか史料・画跡などはあまり残っていないが、唯一確証のある作品として月翁周鏡蘭坡景茝横川景三が賛を寄せた「観瀑図」(根津美術館所蔵、重要文化財)がある。これは、建長寺の画僧祥啓が芸阿弥に3年間師事し、文明12年(1480年)に帰郷する際に餞別として与えたものであり、「学叟真芸五十歳」との款記がある。
== 参考文献 ==

*『国史大辞典』第7巻(吉川弘文館、1986年) 805頁「真芸」の項(赤沢英二 著)
*芸阿弥 - コトバンク

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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