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芹川有吾[せりかわ ゆうご]
芹川 有吾(せりかわ ゆうご、1931年6月20日 - 2000年10月4日)は、日本のアニメーション演出家、脚本家、映画監督である。東京都小石川区水道町出身。ペンネームに、浜田 稔、山中 肇、金子 健がある。父は、東京シネマ商会会長の芹川政一。 == 概要 == 映画人の家庭に育ち、新東宝では、助監督として並木鏡太郎、中川信夫に師事した。渡辺邦男の早撮りの技術も勉強になったという。ウォルト・ディズニーの『バンビ』でアニメーションに魅了され、『白蛇伝』を見て制作した東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。初監督作品『わんぱく王子の大蛇退治』は、内容的な評価も高く、それまでの東映動画になかった本格的な演出を持ち込み、監督という職制を確立した歴史的作品である。以後、テレビアニメ時代になってからも、東映動画の中心的演出家として、劇場版からテレビアニメまで担当し、ロボットアニメから少女もの、ギャグものまで職人演出家として幅広いジャンルを手がけた。また、自身が飛行機マニアということもあり、空撮映像にもこだわりを見せている。『魔法使いサリー』の2作目を最後に、1991年6月に東映動画を定年退職。その後はフリーで活動した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「芹川有吾」の詳細全文を読む
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