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『若い読者のための短編小説案内』(わかいどくしゃのためのたんぺんしょうせつあんない)は、村上春樹の読書案内書。 1997年10月8日、文藝春秋より刊行された〔『若い読者のための短編小説案内』村上春樹 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS 〕。装丁は渡辺和雄。本書は、同社のPR誌『本の話』(1996年1月号 - 1997年2月号)に連載された文章をまとめたものである。2004年10月8日、文春文庫として文庫化された〔文春文庫『若い読者のための短編小説案内』村上春樹 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS 〕。2015年11月21日、電子書籍版が配信開始される〔『若い読者のための短編小説案内』村上春樹 | 電子書籍 - 文藝春秋BOOKS 〕。 第三の新人を中心に6人の作家の各1作品を取り上げて論じている。本書の元になっているものは村上がプリンストン大学とタフツ大学で行った「授業(らしきもの)」、および帰国後に文藝春秋社で1年間にわたって定期的に行ったディスカッションである〔本書、文春文庫、219頁。〕。文章がしゃべり言葉であるのはそのため。付録の「読書の手引き」を作成したのは、文藝春秋出版部の社員。 == 取り上げている作品 == * 吉行淳之介 『水の畔り』 * 小島信夫 『馬』 * 安岡章太郎 『ガラスの靴』 * 庄野潤三 『静物』 * 丸谷才一 『樹影譚』 * 長谷川四郎 『阿久正の話』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「若い読者のための短編小説案内」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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