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苦丁茶 : ウィキペディア日本語版
苦丁茶[くうていちゃ]

苦丁茶(くうていちゃ/くちょうちゃ)は、中国茶における茶外茶の一種。「丁」は捻ったような茶葉の形を指す。
== 概要 ==
日本ではタラヨウの近隣種であるモチノキ科に属する ''Ilex kudingcha'' の葉を茶葉として加工したものが知られており、その名の通り、一般的な茶には無い強い苦みが特徴。健康茶として飲まれている。
世界的には数種類の植物の葉が苦丁茶 (Ku Ding tea) として飲まれている〔Tam, C. F.; Peng, Y.; Liang, Z. T.; He, Z. D.; Zhao, Z. Z. (2006). "Application of microscopic techniques in authentication of herbal tea - Ku-Ding-Cha". ''Microscopy Research and Technique'' 69 (11): 927–932. .〕。主なものは2種類あり、''Ilex kudingcha'' を苦丁茶として飲んでいるのは中国四川省と日本が中心で、四川省以外の中国ではモクセイ科イボタノキ属の ''Ligustrum robustum'' が苦丁茶として飲まれている〔Subhuti Dharmananda, , Institute for Traditional Medicine, Portland, Oregon, Retrieved November 2, 2006.〕〔周達生『中国茶の世界』、1994年、保育社、ISBN 4-586-50868-X、p.140〕。
90年代後半ごろからは''Ligustrum robustum''も「苦味の少ない改良タイプ」として日本の市場に出回っており、四川省でも栽培されている。一般に、''Ilex kudingcha''は茶葉が大きく、''Ligustrum robustum''は茶葉が小さい〔工藤佳治『はじめての中国茶』、2002年、主婦の友社、ISBN 4-07-235080-X、p.27〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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