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苫小牧港開発株式会社(とまこまいこうかいはつ、英文社名:''Tomakomai Port Development Co.,ltd.'')は、苫小牧港の港湾物流事業や、周辺の臨海工業地帯の工業用地造成などを行う第三セクター企業である。 1968年から1998年まで、新苫小牧駅と石油埠頭駅との間で鉄道輸送事業(苫小牧港開発株式会社線)も行っていた(路線廃止は2001年)。 == 沿革 == * 1958年(昭和33年) * 8月26日 - 会社設立。 * 12月12日 - 苫小牧市有地約197万平方メートル買取。不動産事業開始。 * 1962年(昭和37年)12月25日 - 臨海部国有地約351万平方メートルを買取。 * 1963年(昭和38年) * 2月28日 - 苫小牧港石炭埠頭へ至る苫小牧市営公共臨港線(専用線・苫小牧駅を参照)が竣工。同線の運行管理を受託。 * 4月1日 - 苫小牧操車場経由で三菱鉱業大夕張、三井鉱山芦別、北海道炭礦汽船夕張、住友石炭鉱業奔別、雄別炭礦茂尻の5炭鉱からの石炭車到着。石炭埠頭公共臨港線及び埠頭貯炭場による受入荷役事業開始。 * 4月25日 - 石炭埠頭(東1号~4号埠頭)に石炭積取第1船として三菱海運(現・日本郵船)及び北星海運の石炭運搬船2隻着岸、埠頭の積出荷役事業開始。 * 1968年(昭和43年) * 6月21日 - 日本国有鉄道(国鉄)が資本参加。 * 12月3日 - 苫小牧港開発株式会社線が開業。 * 1970年(昭和45年)8月1日 - 日本沿海フェリー(現・商船三井フェリー)の依頼によりフェリーターミナル運営事業に乗り出す。 * 1972年(昭和47年) * 4月13日 - 西港公共東4号埠頭(元・石炭埠頭)に暫定フェリーターミナル開設。運営事業開始。 * 4月27日 - 日本沿海フェリー 苫小牧-東京(有明埠頭)航路開設、29日午前5時25分フェリー岸壁に就航第1船『しれとこ丸』着岸。 * 1973年(昭和48年) * 4月3日 - 太平洋沿海フェリー(現・太平洋フェリー) 苫小牧-仙台-名古屋航路開設。 * 4月25日 - シルバーフェリー(後に川崎近海汽船に吸収合併) 苫小牧-八戸航路開設。 * 12月16日 - 新東日本フェリー(後に東日本フェリーに吸収合併) 苫小牧-仙台航路開設。 * 1975年(昭和50年) * 4月1日 - 元・石炭埠頭の南の開発埠頭にフェリーターミナル(現・西港フェリーターミナル)開設。東4号埠頭の施設は使用停止。 * 8月12日 - 東日本フェリー 苫小牧-八戸航路開設。 * 1976年(昭和51年)2月3日 - 日本沿海フェリー、川崎近海汽船の貨物専用フェリー就航、東4号埠頭フェリーターミナル運営再開。 * 1991年(平成3年)3月 - 苫小牧市営公共臨港線廃止。 * 1998年(平成10年)4月1日 - 苫小牧港開発株式会社線休止。同線は2001年(平成13年)に正式に廃止された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「苫小牧港開発」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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