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苫東厚真発電所[とまとうあつまはつでんしょ]
苫東厚真発電所(とまとうあつまはつでんしょ)は、北海道勇払郡厚真町浜厚真615にある北海道電力の石炭火力発電所。 == 概要 == 1980年10月に1号機が運転を開始、4号機までが建設された。これまでの石炭火力発電所と異なり、当初から海外炭の使用が予定され、2号機以降は運転開始時から海外炭を使用している。1987年には1号機に対し海外炭対応工事を行った。 なお、3号機は商用としては世界初の加圧流動床複合発電(PFBC)方式を採用し〔中国電力、大崎発電所を来年12月に休止 日本経済新聞 2010年4月23日 1:26配信 2013年11月23日閲覧〕、1998年3月に運転を開始した。高い熱効率と低環境負荷が期待されたが〔、配管の摩耗や損傷などによるトラブルが多発して稼働率が上がらず、また多額の修理コストも問題となり2005年10月に廃止された〔。 4号機、5号機共にPFBC方式で各35万kWでの計画であったが、3号機の運転実績が不良だったために4号機を従来型の70万kWに計画変更を行い、5号機の建設は凍結となった。この4号機は、発電効率向上のため、主蒸気温度および再熱蒸気温度600℃、主蒸気圧力25.0MPaとした北海道電力初の超々臨界圧のボイラーおよび蒸気タービンを採用した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「苫東厚真発電所」の詳細全文を読む
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