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英国高等領事裁判所[えいこくこうとうりょうじさいばんしょ]
英国高等領事裁判所(The British Supreme Court for China and Japan)は、中国、日本、及び朝鮮で発生した英国民に対する訴訟及び領事裁判の上告を処理するために、1865年に上海共同租界に設立された上級裁判所 〔The North China Herald, Shanghai, Saturday, July 29, 1865〕 。 アヘン戦争に勝利した英国は1842年に清と南京条約を締結し、さらに翌年の虎門寨追加条約で治外法権を獲得した。アロー戦争後の1858年に締結された天津条約で英国の権利はさらに拡大された。 ==建物== 法廷は英国駐上海総領事館敷地内にあった。当初は総領事館建物内の領事裁判用の部屋が使われたが、1871年に、円明園路(圆明园路)に面して総領事館建物裏に専用棟が建築された。建物は現存しており、円明園路から見ることができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「英国高等領事裁判所」の詳細全文を読む
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