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戸井田和之選挙事務所襲撃事件(といたかずゆきせんきょじむしょしゅうげきじけん)は、2010年12月12日の茨城県議会議員選挙投開票日当日、立候補者である戸井田和之の選挙事務所にトラックが突入したテロ事件である。 == 事件の概要 == 2010年12月12日10時35分頃、2010年茨城県議会議員選挙に石岡市選挙区から無所属で出馬した元自民党〔自民党茨城県議会議員の秘書として政治活動をはじめ、1991年から石岡市議会議員3期、市副議長を経て、2002年茨城県議会議員選挙石岡市選挙区(定数1)に無所属(自民党系)新人として立候補し、無所属新人と自由党推薦無所属新人を破って初当選。当選後自民党から追加公認され自民会派入り。2006年茨城県議会議員選挙石岡市選挙区(定数1)に自民党公認候補として出馬するも、前石岡市議会議員の無所属(自民党系)新人に敗れ落選(新人は当選後自民追加公認)。2005年3月、新治郡霞ヶ浦町・千代田町が合併しかすみがうら市発足、及び同年10月の石岡市・新治郡八郷町合併が合併し石岡市(新)が発足したことに伴い選挙区区割りが変更され、新治郡選挙区(定数2)を廃し、かすみがうら市選挙区(定数1)を新設、石岡市選挙区の定数を2に増員した。2010年茨城県議会議員選挙は新選挙区によって行われた。2010年の選挙では旧八郷町を地盤とする自民党現職の元県議会議長と、前回戸井田を破った自民党現職の2名が自民党から公認され、戸井田は無所属で立候補していた。〕茨城県議会議員の戸井田は投票を終え選挙事務所に集まっていた。すると事務所の北西方向から白い保冷車が近づいているのが見えたが、戸井田は「宅配便かな」と思ってしばらく眺めていた。 すると保冷車はバックで急加速、事務所に二度衝突し、フェンスや壁を破壊した。そのまま保冷車は逃走しようとしたため事務所にいた戸井田の叔父が「何やってるんだ!! やめろっ!!」と保冷車のサイドミラーにしがみついたが保冷車は彼を振り落として左側の車輪で戸井田の叔父の腹部を轢き、さらに路地で別の乗用車と正面衝突しながらそのまま八郷方面へ逃走した〔〔。 戸井田はすぐに警察へ通報。叔父は救急車で石岡市内の病院に搬送〔、その後ドクターヘリで水戸市の病院に搬送されたが死亡が確認された。 一部始終を見ていた戸井田は「躊躇なく撥ねて行った」と証言している。近所の男性は「鼻や耳から血が出ていて呼びかけても返事もしない」と語った。 事務所には他にもスタッフや支持者ら十数人がいたがケガはなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戸井田和之選挙事務所襲撃事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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