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茨木氏[いばらきし]
茨木氏(いばらきし)は、日本の氏族の一つ。 == 概要 == 茨木氏は、摂津国島下郡茨木を本貫とした国人領主で、室町時代には茨木城を中心とした地域で活躍した。代々室町幕府に仕えていたと見られる。戦国時代の初期に摂津国人一揆に参加したため細川政元の攻撃を受け、一族の多くが自刃するなど一時衰退するが、茨木長隆(伊賀守)の代に細川晴元に仕え栄達した。しかし、江口の戦いで晴元が敗北すると長隆も没落する。茨木重親(佐渡守)の代に三好氏に代わって台頭した織田信長に臣従したものの、1571年、摂津三守護の一人和田惟政とともに池田氏を攻撃した際に、白井河原の戦いで敗北を喫し、重親は荒木村重に討ち取られ、まもなく茨木城も落城し、茨木氏は没落した。大坂の役の際に豊臣方として参加した茨木又十郎は、詳細は不詳だがこの一族出身と推測されている。また、又十郎の子孫との伝承のある茨木氏が東大阪市にある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「茨木氏」の詳細全文を読む
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