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茶目坊空気銃の巻[ちゃめぼうくうきじゅうのまき]
『茶目坊空気銃の巻』は、1917年(大正6年)8月11日公開の日本の短篇アニメーション映画である。『塙凹内名刀之巻(なまくら刀)』公開の約1カ月後に公開された。フィルムは21世紀現在でも現存が確認されていない。 小林商会の下でアニメ制作の研究を進めていた、国産アニメ映画の創始者の1人、幸内純一による作品。フィルムが現存していないため、ストーリー等の詳細は不明。ちなみにタイトルにある茶目坊は、幸内の師匠に当たる北澤楽天が当時『時事新報』の日曜版に連載していたマンガ『茶目と凸坊』に便乗してつけられたものと思われる。この『茶目と凸坊』は非常な人気で、当時のアニメ映画は(たとえ外国産のものであっても)タイトルに「茶目」や「凸坊」などの名前が勝手につけられていたのである。 1918年に小林商会が経営難で映画製作を中止。そのため『塙凹内かっぱまつり』以降幸内純一は13年間アニメ作品を製作しなかった。1930年にアニメの製作を再開。トーキーアニメの『ちょん切れ蛇』を製作したが、この作品を最後にアニメ制作を辞めている。 == スタッフ ==
* 監督・演出・作画 ‐ 幸内純一 * 製作・配給 ‐ 小林商会
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「茶目坊空気銃の巻」の詳細全文を読む
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