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草の根保守[くさのねほしゅ] 草の根保守(くさのねほしゅ、)とは保守活動、右翼活動を行っている人々・復古主義者のうち、旧来の右翼団体・政治活動家のような特殊な人々ではなく、ごく普通の市民のこと。 草の根民主主義者達は従来から存在したが、1990年代後半より、これとの類似性を持った保守運動が行われるようになっており、そのような運動を行っている人々が草の根保守である。 歴史教科書問題での自虐史観への反対や、男女共同参画社会への反対がされているが、これらへの反対は保守思想から起きている事柄である。そして反対運動も起きており、この反対運動を行っているのは従来の右翼活動家とは違った普通の市民と思われるような人々である〔 大阪大学学術情報庫〕。 2009年よりアメリカ合衆国で起きており社会において大きな勢力を持ちつつあるティーパーティー運動であるが、これらは草の根保守によって行われている運動である〔ティーパーティーの正体 ニューズウィーク日本版〕。小熊英二によると現代の日本では多くの者が共同体の喪失などから居場所を失っており、そこから居場所を求めて草の根保守になっているとのことであり、草の根保守というのは普通の人々のナショナリズムの行方であるとのこと〔小熊『“癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究』ISBN 476640999X〕。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「草の根保守」の詳細全文を読む
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