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草方格 : ウィキペディア日本語版
草方格[そうほうかく]
草方格(そうほうかく、英:Straw grids または Sand fences)は流動性を持つ砂漠の緑化方法のひとつである。砂漠の地面に埋めたワラの低い柵で砂粒の飛散による地面の移動(風蝕)を防止して、これに続く牧草や植樹等の植物が定着できる安定した土地を作り出す。
== 作業 ==

準備物:ワラ(必須、稲ワラが良い)、スコップ(必須)、出来ればマメ科の牧草などの種
作業手順
#砂漠の風上側斜面中腹を選ぶ - 砂漠では風によって移動する砂丘によって小さな山や谷が作られるが、草方格を有効に機能させるためには山や谷、風下側斜面は適さない。
#草方格を作る地面に約1m間隔で格子状に線を引く。
#引かれた線に直角にワラを並べ、スコップで線に沿ってワラの中央部をまっすぐ地面に突き刺してゆく。ワラは地面に対してほぼ垂直な低い柵となる。この時、種があれば線の上に撒いてワラと一緒に地面に鋤き込むようにする。
#縦横両方向の全ての線でワラが突き刺されれば、作業は完了する。
必須ではないが、同じ様な長さのワラ束にしてそろえておく場合もある。格子を2m間隔とする場合もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「草方格」の詳細全文を読む



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