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草木ダム[くさきだむ]
草木ダム(くさきダム)は、群馬県みどり市東町座間、一級河川・利根川水系渡良瀬川の本川上流部に建設されたダムである。旧名は神戸ダム(ごうどダム)。 独立行政法人水資源機構が管理する多目的ダムで、東京都を始めとする首都圏への利水と渡良瀬川・利根川の治水を目的とした利根川水系8ダムの一つである。高さ140.0mの重力式コンクリートダムであり、利根川水系では川治ダム(鬼怒川)と並んで奈良俣ダム(楢俣川)の158.0mに次いで高い。ダムによって形成された人造湖は草木湖(くさきこ)と命名され、2005年(平成17年)に当時の東村の推薦で財団法人ダム水源地環境整備センターの選定するダム湖百選に選ばれている。なお、同名のダムが兵庫県宍粟市の揖保川水系草木川にも建設されている。 == 沿革 ==
=== 肥沃な穀倉地帯 === 渡良瀬川流域は古くから穀倉地帯として、鎌倉時代以後は右岸を新田氏、左岸を足利氏が領有して後に雄飛。江戸時代には館林藩を始め多くの藩がこの地を領有して新田開発を盛んに行った。また、明治時代以降は桐生市を中心に絹織物業が発達する一方で源流部での足尾では古河市兵衛により足尾銅山が大拡張され、流域人口は年々増加していった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「草木ダム」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kusaki Dam 」があります。
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