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クサイチゴ(草苺、学名: )は、バラ科キイチゴ属の落葉小低木である。別名、ワセイチゴ(早稲苺)。 == 形態・生態 == クサイチゴは背丈が20-60cmと低く、草本のように見えるため、このように呼ばれるが、実際は木本である。生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。 全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺がある。 葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形、先はとがり、縁には細かい重鋸歯がある。 花期は3-4月。花は白色で、5弁花。花弁は卵円形で、長さは15-20mm。花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。 果実は大型で赤熟し、食用となり、酸味は少なく、とても甘い味がする。 ファイル:Rubus hirsutus 0905.JPG|花枝につく3小葉 ファイル:Rubus hirsutus7.jpg|徒長枝につく5小葉 ファイル:Rubus hirsutus 03.jpg|蕾 ファイル:Rubus hirsutus&Nomada japonica クサイチゴ,ダイミョウキマダラハナバチ.JPG|花とダイミョウキマダラハナバチ ファイル:Rubus hirsutus (fruits).JPG|果実 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クサイチゴ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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