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荒尾世就 : ウィキペディア日本語版
荒尾世就[あらお つぐなり]

荒尾 世就(あらお つぐなり)は、江戸時代後期の鳥取藩家老。倉吉荒尾家9代。

== 略歴 ==
天保3年(1832年)、鳥取藩家老、倉吉領主荒尾為就の三男として生まれる。
父為就の嫡男であった兄隆就が早世し、その子直就が嫡孫として世継となっていたが、為就の侍女で世就の生母歌浦が、自らの子を世継にするため、直就の母保寿院を毒殺し、更に直就も毒殺しようと謀った。薬の効き目が薄く直就は命を取り留めたものの、病身となり廃嫡となる。そのため世就が世継と定められる。嘉永元年(1848年)、父の隠居により家督相続。
家老として藩主池田慶徳に仕えた。父為就と同じく歌道に秀でる。安政3年(1856年)死去。享年25。家督は直就が相続した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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