翻訳と辞書
Words near each other
・ 荷掛フック
・ 荷掛手
・ 荷揚げ
・ 荷揚げ場
・ 荷揚げ屋
・ 荷揚げ料
・ 荷揚城
・ 荷揚町
・ 荷札
・ 荷棚
荷沢宗
・ 荷沢峠
・ 荷沢神会
・ 荷渡し
・ 荷渡し指図書
・ 荷渡指図書
・ 荷為替
・ 荷為替手形
・ 荷物
・ 荷物 (日本郵便)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

荷沢宗 : ウィキペディア日本語版
荷沢宗[かたくしゅう]
荷沢宗(かたくしゅう)は、中国における仏教の宗派であり、の僧である神会を中心として形成された、禅宗の一つである。名称は、神会が拠点とした荷沢寺に由来する。
==歴史==
中国禅宗の五祖にあたる弘忍の高弟であった神秀則天武后に重用され、その死後も門下の弟子たちが帝室の保護を受けていた。神会はこの僧侶たちを北宗と呼び、禅定によって漸進的に悟りへと向かっていく漸悟の立場を取っていると批判して、自らが禅宗六祖の慧能から受け継いだ頓悟こそが真の仏法であると主張して南宗と称していた。745年に神会は洛陽の荷沢寺に入り、ここを拠点として北宗批判を続けた。
753年に神会は政府の命により一度追放されるが、755年に勃発した安禄山の乱に際し売牒制度に加担して洛陽に復帰した。この間に、荷沢寺には神会の弟子が増え続け、一派を形成した。これが荷沢宗と呼ばれたのである。
荷沢宗は帝室の保護を受けて大きくなり、神秀の弟子の一派を駆逐せんとする勢力となったが、762年に神会が没すると急速に勢力を失い、845年会昌の廃仏によって完全に歴史から姿を消した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「荷沢宗」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.