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莫登庸[ばく とうよう]
莫登庸(ばく とうよう、Mạc Đăng Dung(マク・ダン・ズン)、1483年? - 1541年)は、ベトナム莫朝の初代皇帝。諡号は莫太祖(Mạc Thái Tổ マク・タイ・トー)。 == 生涯 == 1483年に海陽(現在のハイフォン)で生まれたと伝わる。前期黎朝の第11代皇帝である黎昭宗に仕え、黎昭宗の元、当時壊滅寸前であった前期黎朝廷軍の指揮官に命じられる。これにより莫登庸の絶対的権力が強まり、黎昭宗は都であった宮城から逃れ、莫登庸と対立する鄭綏に落ち着いた。 その後、黎昭宗に軍隊を送り、その弟である恭皇帝を擁立した。そして、黎昭宗をかくまう鄭綏に対し反乱を起こし、1527年に黎昭宗と鄭綏を打ち破った。第12代皇帝に擁立した恭皇帝から強制的に禅譲させ、同年に新王朝の莫朝を誕生させた。1529年、息子である莫登嬴(諡号:莫太宗)に譲位した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「莫登庸」の詳細全文を読む
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