翻訳と辞書 |
菅原和孝
菅原 和孝(すがわら かずよし、1949年 - )は、日本の人類学者。 京都大学名誉教授。 == 人物 == はじめニホンザルやヒヒの行動研究をする霊長類学者として、後にカラハリ砂漠のブッシュマンの研究に転じた。モーリス・メルロー=ポンティの思想を土台とし、ブッシュマンの生活世界やコミュニケーションについて、実証主義と現象学に根差した議論を展開している。フィールドでの研究テーマと調査時期は、近接と身体接触(1982-1983年)、訪問と挨拶(1984-1985年)、日常会話(1987-1992年)、個人名の民族誌と民族動物学(1992-1997年)、生活史の語り(1994-)など。並行して、日本人の会話をビデオに収録し、自己接触や身ぶりといった身体動作と発話との関連を探る。1999年より静岡県水窪町にて重要無形民俗文化財「西浦の田楽」を調査し、身体技法の伝承過程について考察している。 また「鳥羽 森」のペンネームでSF小説『密閉都市のトリニティ』を書いている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「菅原和孝」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|